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日米の大学生、全米元捕虜の大会に出席 US-Japan Dialogue on POWs, Inc が実施したエッセイ・コンテストで優勝した日米二人の大学生、埼玉県在住の吉田麻子さんとワシントン州在住のアダム・ドネスさんが、アリゾナ州フェニックスで5月18日から21日まで開催された「American
Defenders of Bataan and Corregidor」
(ADBC:フィリピンで日本軍の捕虜になった米兵の団体)の
2006年度大会に出席した。
5月17日には、吉田さん、伊吹さん、そして徳留絹枝が、ロサンゼルスにあるサイモン・ヴィーゼンタール・センターの副所長で、US-Japan Dialogue on POWs, Inc のアドバイザーでもある、エブラハム・クーパー師を訪問した。
フェニックスに到着した吉田さんは、アメリカ側の大学生アダム・ドネスさんと US-Japan Dialogue on POWs, Inc. の役員と合流した。
役員 (元捕虜のレスター・テニー博士夫妻、クレイ・パーキンス夫妻) と 吉田さんとドネスさんは、大会に参加した多くの元捕虜に会い、彼らの体験談を聞いた。
最後の夜の晩餐会では、ADBCの長年の指導者であるエドワード・ジャックファート氏が、300人以上の参加者に、吉田さんとドネスさんを紹介した。
元捕虜の会に出席した後の、二人の感想
アダム・ドネス 麻子さんと僕は、「バターン死の行進」、コレヒドール、オドネル捕虜収容所、カバナツアン捕虜収容所、地獄船、そして彼らが戦後に味わってきた苦労について、元捕虜の方々から直接話を伺いました。これらの体験は、ただの体験談に留まらず、人間として生きる権利と尊厳を否定しようとする蛮行と非人道的行為への洞察でした。大会を通して麻子さんと僕に繰り返し送られたメッセージは、「君たちこそ私たちの希望だ。過去の教訓が忘れ去られることがないよう、人類社会に二度と同じことが起こらないよう、君たちができるだけのことをして欲しい。」というものでした。僕は、過去のことを学ぶよう他の人々を励ましながらも、彼ら自身は将来にかけようとする姿勢に、深く打たれました。 (ドネスさんは、将来ジャーナリズムの分野で働きたいと希望しています。)
まず始めに、今回出会った元捕虜の方々、そのご家族、アダムさん、そしてこの機会を作ってくださったすべての方々に心から感謝をしたいと思います。元捕虜の方々から直接お話を聞くことは彼らの体験をより現実味のあるものにしてくれました。私が最も感銘を受けたのは元捕虜の方々の優しさ、寛大さでした。過酷な体験を経てなお、今、未来に希望を見出し、私達に語りかけてくれる彼らにとても感動しました。過去を学んでこそ、彼らのその素晴らしさに気付くのだと思いました。過去を学ぶことで、人間に潜む、悪そして善、両者を学ぶことが出来ました。彼らの語る言葉とそこに潜む教訓を受け止める良き「受け手」となるには他にも、より多くのことを知る必要があると感じています。これからも学び続けたいと思います。最後にもう一度このような素晴らしい機会を与えていただいたことに感謝します。 (吉田さんは、教職をめざしています。) 二人のエッセイは: Essay Contest winners で読めます。 |