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退役兵士ってどんな人?どうやって見分けられる? レスター・テニー
退役兵士のある者は、従軍したことを示す明確なしるしを持っています。失われた腕や脚などです。或いは誰の目にも見える深い傷跡、或いは彼ら独特の視線などかもしれません。
退役兵士である証拠を体内に抱えている者もいます。骨を固定している留め金や脚の中に埋もれたままの爆弾の破片かも知れません。もしかしたらそれは、別の種類の内なる鋼かもしれません。逆境という精錬所で鋳造された魂の団結です。
或いは、酒場で大声で騒いでいる人物が、その大人気ない行為を天文的スケールで100倍も補うような素晴らしい武勇を、朝鮮半島38度線近くでの4時間で働いたことのある、退役兵士かもしれないのです。 彼女、或いは彼は、 ベトナム戦争の2年間、助かる見込みのない負傷兵を看護し、毎晩泣きながら床についていた、従軍看護兵だったかもしれないのです。 もしかしたら彼らは、派兵前とは全く別人のようになって帰還した捕虜、或いは多くの場合がそうだったように、決して帰ってこなかった捕虜かもしれないのです。 或いは彼は、自分自身は戦場に一度も赴いたことがなくても、だらしがなくて役立たずの田舎者やギャング仲間を立派な海兵隊員や兵士に育て上げ、“全員が生還せよ”と教えることで、数多くの兵士を救った訓練教官かもしれないのです。 彼らは、戦場でそして深い蒼い海で人知れず死んでいった全ての無名の英雄たちの記憶を永遠に刻むため、アーリントン国立墓地の無名戦士の墓に永久に埋葬された三人の英雄たちかもしれません。 もしかしたら彼は、麻痺した手でいらいらする位ゆっくりとスーパーマーケットで袋詰めの仕事をしている老人で、かつてナチスの強制収容所を解放した兵士であった彼は、悪夢に襲われた時に彼を抱きしめてくれた妻が今も生きていてくれたらと、一日中願っているかもしれないのです。 そうです。退役兵士は驚くべき人間たちです。 自分の最も大切な数年を祖国のために捧げ、他の人々が人生の夢を犠牲にしなくてよいように、自分の夢を犠牲にした人々なのです。彼は兵士で救済者であり、闇に向かう刃であり、最も偉大な国の最も偉大な世代を代表する最も立派で偉大な証明なのです。 退役兵士というのは、アメリカ政府宛てに、必要とあれば命までかけて国のために尽くす、というブランクチェックを切った人のことです。そして今日イラクやアフガニスタンで戦う多くの兵士が、彼らが切ったそのブランクチェックを引き受け続けているのです。
だから忘れないで下さい。あなたがこの国に尽くした退役兵士をこの次に見かけた時、寄り添って「私達の国の自由を守って下さって、有難う」と言うのを。それが、ほとんどの退役兵士が望むことの全てなのです。そしてほとんどの場合、それは、授与されたどんなメダルにも勝る喜びとなるでしょう。
そうです。あなたが自由の真の代償を知ってくれること、それが退役兵士の褒美なのです。 *レスター・テニー博士は、元日本軍捕虜米兵の会の最後の会長。 このスピーチは、2009年11月11日(退役兵士の日)に、テニー博士がミシガン州の高校で行ったものです。
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